「イラレ教えてよ!」
先日妻が僕に言った言葉でした。
「じゃあイラレで何がしたいの?」と聞き返すと「…」言葉が返ってきませんでした。
そう、彼女も自分がイラレで何をしたいかがわかってなかったのです。
イラレを教えることはできます。
しかし、イラレで何をしたいかによって教えることも変わってきます。
お互い、時間の無駄にならないように、まずはやりたいことを明確にしましょう。
やりたいことを明確にするとスムーズにいく
例えば名刺を作るとします。
名刺を作るのに必要なツールは
- トリムマーク
- 文字ツール
- 長方形ツール
- カラー
- グラデーション
- 線
以上を最低限理解すればできちゃいます。
ツールは全て覚えなくてもいい
初心者の方が誤解しているのが全てのツールを使いこなせなくてはいけないと思い込んでいるのではないでしょうか?
はっきり言って僕も全てのツールは使いこなせません(笑)
イラレがアップデートを繰り返すたびに新機能が増える。
もうついていけません!
じゃあ逆にお聞きします。
そのツール全部使いますか?
確かにイラレには便利な機能が備わってますが、初心者の方が全部覚えようとすると必ず挫折します!
まずは少しずつ機能を覚えていき、次第に機能を使えるようになりましょう。
やりたい事を明確にすることで必要なことが見えてくる
よく友人からイラレを教えてよ!と言われるのですが、僕はまず先にイラレで何をしたいか明確にします。
そうすることによってチラシを作る場合、名刺を作る場合、パンフレットやリーフレットを作る場合と教え方が違ってきます。
やりたいことがわからなくて、イラレを教えてよと言われても、教える側も何を教えていいかが分からないことも初心者の方には理解していただきたいと思います。
ソフトは教えることはできるが、デザインを教えることはできない
ソフトを教える次に待っているのがデザインの話。
はっきり言ってデザインはその人のセンス次第で、簡単に教えることはできません。
教えることができるとすると、例えばフォントの選び方やカラーのチョイス、あとはレイアウトの配置しょうか。
教わる前に実際手を動かして体に覚えさせるしかありません。
あとは普段から世の中に出回っている広告物などを見てセンスを養ってください。
参考書や僕がよく使っているPinterestというサイトでデザインをたくさん見てください。
無責任かもしれませんが、デザインスキルは教わるよりも覚えるしかないです。
それほどデザインというのは奥が深いです。
まとめ
イラレは機能が多いですが、実際に使うツールは少ないです。
まずはイラレで何をやりたいのかを明確にしてから取り組んだ方が教える側もやりやすいですし、教わる側も少しずつソフトに慣れていけばいいと思います。
あとは、普段からデザインのアンテナを張り、吸収することによって実際に作るものに活かせることができるようになるはずです。
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